灼熱ひまわりの株ブログ

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今週は水曜日にFOMC、金曜日に日銀政策決定会合

今週は水曜日にFOMC、金曜日に日銀政策決定会合がある

FOMCでは金利の上げ下げ、もしくは現状維持を決定するだけではなく今後の金利の見通しをFRB評議員全員が投票するトットチャートの最新版が公開される

 

日銀はドットチャートを採用していないが前回マイナス金利からゼロ金利にしたので今回も利上げするんじゃないかと警戒されている

 

どうなるか予想をしてみる、メインシナリオをサブシナリオで

 

まずはFOMC

メインシナリオ

現状維持、5.25-5.5%で保留

債券市場のポジションから予想を見るところでは利下げ予想は0.6%なので市場は全くといっていいほど利下げを予想していない

 

いつから利下げ予想が過半数を超えるかというと9月から、これが今の市場予想となる

これがメインシナリオ

 

この流れだったら株価は問題なく上がっていくだろう「米景気に陰りは見えつつも概ね堅調」という流れ

 

サブリナリオとしては何か経済の弱さが見つかるか、バイデン現大統領から圧力がかかるかして利下げをすることだろう

景気後退からの緊急利下げではなく予防的利下げなら問題になることはないだろうが、景気後退やなんらかの金融危機でも起きるというなら株価もヤバい

 

そういう時は安く買えるということで買い余力は残しておこう

 

 

次は日銀

メインシナリオ

現状は0.0-0.1%、現状維持かもしくは上げても0.1-0.2%とかそのへんだろう

GDP自体はは大きく伸びているが、これはインフレの影響が大きい、インフレ率を差し引いた実質GDPは上がるどころか下がっている

これの最大の理由はデフレに慣れきった国民がインフレに対して節約、買い控えで対応していることだろう

 

6月の定額減税と非課税への給付金の効果もまだわからない、というかやったばかりだ

QTもやらないし現状維持を続けるだろう

 

サブシナリオ

金利を0.25-0.5%まで上げる、次回の利上げも示唆されていずれ1.5%までの利上げをすると宣言する

これはこれでいいと思う、日本は潰れそうで潰れない中小企業が多すぎる、優秀な人材がそこで飼い殺しにされているという問題もある

 

コロナ対策のゼロゼロ融資でも返済できずに倒産した企業が続出したので、金利が1.5%もあれば大量倒産が想定される

 

仮にそうなっても年1.5%成長できている企業は残る、内部留保はあっても成長が鈍化しているどころか減収減益になっている大企業も不味い

 

成長力ある企業を選別するという目的での利上げもありえる、そうなると町には失業者が溢れるので生活保護の受給ハードルは下げておいたほうがいい