灼熱ひまわりの株ブログ

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円安について

最近円安が話題になっている、というわけで個人的に円安について思うところを書いてみよう

 

そもそもいくつか話題になっているところを持ってきてみよう

 

・円安は日本の国力が低下したから

→ちょっと意味がわからない、そもそも国力ってなんだ?

総人口なら減ってるけど総人口=国力の時代は人類が農耕を始める前の話だぞ、総人口=軍事力なら今でもあるけど

 

貿易赤字だから円安になった

→2011年から一貫して貿易赤字なのに2022年から突然円安が起きる理由がわからない

そもそも貿易赤字を取り上げるわりに経常収支の黒字には触れられないのは何故だろうか

 

経常収支には貿易以外の外国とのお金の動きを含まれている、例えば日本は1兆1000億ドルの米国債保有しているが、国債なので金利が毎年入ってくる

配当金なので貿易収支には入らないが経常収支には含まれる

 

・日本は借金の返済ができなくなるから金利を上げることができない

→日本の借金(日本国債)の保有者は日銀と年金と地銀が8割持っているので返済できなくなることはない

 

 

・円安になるとインフレが加速する

→円安だけが理由でインフレが加速することはないだろうがインフレを助長している面はある

かといって輸入品だけが上がっているかというと別にそんなことはない、最近は民間家賃やカットハウス(理髪店)なんかもインフレしているが円安とは関係ない

 

 

食料品の価格が上がるというのもおかしい、例えば小麦は国が買い付けて国内の業者に販売する形をとっているので為替で価格が上下することはない

 

だが食料品価格は大きく上がっている、小麦製品はインフレしているし生鮮食品なんて前年比+12%だ

為替とは関係なくインフレは加速している

 

・そもそもなんで円安になった

→米国が金利を上げたから、よって米国が金利を下げたら円高になる

 

・いつ円高になるのか

→米国が利下げしたら円高になる、現状では最初の利下げ予想は9月