日本国債の金利が上昇している、10年債で2.8%、30年債は4.0%となった
30年で4.0%は魅力的な気もするが、個人が現物で買えるのは10年債までなので30年債はあまり関係ないだろう、既発(中古品)だったら楽天証券で現物(元本保証)で買えたか?
とはいえ10年で2.8%とか30年で4.0%というのは先進国国債として見ると利回りは低いとしか言えない
米国債10年で4.6%
米国債30年で5.1%
今はこれくらいあるので、日本国債を買う意味はない
もちろん日本円で運用できる、為替ヘッジをかけたり為替リスクを背負ったりする必要がない、という意味では生命保険とかが欲しがるとは思うが個人で買う必要はない

今は定期預金でも1%とかつくので、あえて元本保証に拘るならこっちだろう
日経平均のPER17倍は益利回りにすると5.8%ある、これなら株を全部売って株に乗り換えようというにはまだ株が安いといえる
米10年債(金利4.6%)に益利回りで負けているS&P500とは違うわけだ、わざわざ為替リスクを背負ってPER22倍(益利回り4.5%)の株を買う必要はない
あえてドルで運用するなら米国債一択だろう
金利上昇は世界的なものである、日本独自の現象ではない
……ということをわかっているのかわかっていないのか、日本は金利上昇で滅亡するという説が流行っているらしい
本当に国が滅亡すると思われている時は2022年のウクライナ国債1年満期みたいになるよ
あの時はロシアの侵攻でウクライナという国そのものが消滅してしまうのではないかと懸念されていたし、仮にロシアの侵攻を退けたとしても大量に発行された戦時国債を返済できるかどうかも怪しかった
結果としてウクライナ国債は一時的に利回り50%という凄い数値をつけた、本当に国が滅びると思われている時はこれくらいまで利回りがあがるというわけだ
2022年、知識としてはわかっていたことだが、実際にウクライナ国債の金利を見ると感慨深いものがある
ひるがえって日本の10年金利は2.8%、これで日本の滅亡が市場に織り込まれた金利上昇だというのは流石におかしいだろう

