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ブルームバーグ「日本の投資家が資金を日本国内に戻している」

www.bloomberg.co.jp

ティー・ロウ・プライスの債券部門責任者アリフ・フセイン氏は、「海外から日本への資金還流は息が長く、緩やかなペースではあるが、圧倒的な規模になるだろう」と指摘。

 

この「◯◯◯の◯◯◯氏が◯◯◯になるだろう」という英字記事にありがちな記事、こういうの大抵の場合アテにならない

 

以前「今年中に日銀は2%まで政策金利を上げるだろう」と言い切っていたが今なお0.25%だ

こうして外れるのはいつものことなので別にいいが一応内容を見てみる

 

 

内容を見てみると日本の40年債の利回りが2.3%あるのでわざわざ為替リスクとって外国に投資せずとも国内でいいじゃないか、というそんな内容の話だった

 

日銀はYCCで日本国債を買い入れしていたがそれは10年債、40年債は放置だったがそれでも2018年には利回り年0.2%だったのが2.3%になっている

 

ということは40年債を1億円分買ったら年230万円貰えるわけか、もっとも日本は3%インフレしているので2.3%はマイナス金利だけど

 

ただ債券投資という意味では農林が60兆円運用してとんでもないことになったわけだし、国内債券に戻す動きはあると思う

 

そうなるとドル円円高に動きそうだ、実需の円買いだからね

株と違って為替は実需の動きがあるから読みにくい、というわけでドル円は日米金利差だけ見ておいたほうがいい

 

今後のドル円の値動きだが米国が利下げするなら円高、利上げするなら円安これだけ見ていればいい

石破総理になったら利上げして円高になるといっている人もいたが0.25→0.5くらいじゃ誤差みたいなものだ、一度に0.5動く米国の金利だけ見ていればいい

 

日本側の動きでも為替介入は影響がある、もしも「為替介入をして円安に持っていく」となると話が変わるけど、円安防止の為替介入をあれだけやった後ということを考えるとそれもなさそうだ