2022年日本は為替介入を実行した、その時の値動きを確認してみよう
147円の高値をつけた場面で1回目の為替介入、140円を割るかどうかというところまで押し戻された
その後、11月に152円という場中の高値をつけると2回目の為替介入が入り、あっさり146円まで押し戻された
介入はこの2回、東京新聞WEBが去年作ったグラフを引用して図でも解説
その後介入したわけでもないのに5円近い円高が2回起こり、ずるずると下落して結局128円で底をうつと138円まで反発
そこから130円まで下落すると「去年の介入水準まで近づく」という東京新聞WEBの記事ができた
為替介入は効果ないと言われつつも効果はあったわけだ、今回もあと1回か2回介入をやって明確に流れが変わったら130円に近づくような流れになることが想定される
ドル円ポジションの積み上がりを見るとこの1回で決まると思うけど
「円安誘導は日本は円を無限に発行できるが円高誘導はドルを発行できないので効果ない」
というのは決まり文句のように出てくるが、その理論でいくと円安にするには円を売らなきゃいけないので円安にする側も無限に円を発行しなきゃならないので限度がある、成り立たない主張だ
今回もまた130円までいくだろう、しかし日米金利差は依然として開いたままだ
何度も持ってくる画像だがドル円と日米金利差は相関関係にある、今の金利差での適正レートは1ドル145円、130円までいっては行き過ぎた円高になってしまう
米国が利下げしないとただの時間稼ぎだろうが9月には利下げが予想されているので本番はそこからだろう