灼熱ひまわりの株ブログ

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介入が入ったとしか思えない為替の動き

 

ドル円が160円まできたと思ったらいきなり154円まで円高に動いた、為替介入としか思えない動きだ

 

このブログで何度も書いた通りドル円は日米金利差で決まる、JPモルガンが日米金利差とドル円の相関を丁寧にグラフにしているので見てみよう

 

2000年より前はそれほど相関してないが2000年以降は相関が見られる、2000年以降でも所々で相関から外れているところはあるがすぐに戻っている

 

今回は為替介入なんだろうが金利差が解消されないことには円安は止まらないはず、とはいえ日米金利差が今の水準だと適正な為替レートは、過去20年の金利差の平均値から算出すると、1ドル145円あたりになるはず

 

為替というのは市場の中だけで売り買いされる株と違い、実需によっても動くので難しいんだよね、もちろん投機でも動くけど

 

一部で「新NISAで米国株を買う人が増えたから円安になった」という意見を言っている人がいるが、米国株が流行りだしたのは2018年頃で楽天証券がeMAXIS Slim S&P500を扱いだしたのも2018年7月からだしなあ

 

もちろんじっちゃまの愛称で有名なあの人みたいに40年も前から米国株をやっている人はいるけど、流行りだしたのは2018年頃から、ドットコムバブル崩壊リーマンショックのダブルパンチで相当な期間停滞して見向きもされなかったわけだし

 

じゃあ日本の投資家のお金は何処に集まっていたかというと新興国、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)、南アフリカ(South Africa)の頭文字をとってBRICS