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東証企業の自社株買いは去年史上最高の9兆円、今年は上半期だけで9.2兆円

東証企業の自社株買いは去年史上最高の9兆円、今年は上半期だけで9.2兆円なので東証の自社株買いが凄い勢いだよ

 

というそんな話、自社株買いは基本的に取得後株消滅、それで株価が上がれば株式分割して株の総量を増やす

このペースでいけば今年の自社株買いの総額は15兆円くらいまでいくんじゃないか?という勢いだ

 

そんなに自社株買いをしたら資金が尽きるんじゃないかと思う人もいるかもしれないが内部留保はこれでも増え続けているので心配不要だろう

業種別の内部留保を見たら「業種・自動車」だけで24兆円の内部留保が積み上がっている、次点で銀行も凄い

 

こうして現金を持っているのはデフレ時代ではいいのだがインフレ時代の場合は現金で持っていてもしょうがないというか価値が下がっていくので使わないといけないんだろう

 

なお配当も増配している、一例をあげると2022年に日経平均が2万7000円あたりでウロウロしていた頃より指数の配当利回りは今のほうが高い

そしてこれだけ自社株買いをしていても日経平均の1株あたり純資産は10%ほど上がっている

 

……こういうのを見ているとなんで賃金上がらないのか謎、1980年代みたいに給料上げろと座り込みとかしてこないし、給料の高い同業他社に転職するということもあまりないからか

 

そう考えると比較的定着率が低く、転職が盛んな最低賃金業種での時給上昇が目立っているということだろうか