灼熱ひまわりの株ブログ

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「損をしたらこれを取り返そうと更にロットを大きくする」←これは悪手

日経平均やS&P500が4月高値から5%程度の価格調整(下落)をしている、この程度の下落は毎年2回か3回は起きるので慣れた人ならなんともないだろう

 

問題なのは初心者と今年年初からの株価高騰ですっかり強欲になってロットを増やしてしまった者だろう、ちょっと勝った初心者が強欲になってロットを大きくしてしまうことはよくあることだ

 

生き残れるかどうかは損した時にどう立ち回るか、理想は増えれば減りもするということ引きづらないこと、やってはいけないことは損を取り返そうとすること

 

損切りした翌日に大きく上がったらどうしようとなって切れないことも多い

 

プロスペクト理論的には損益分岐点というのはかなり重要らしく-99%の塩漬け銘柄の10%の上下や、+100%からの10%の上下はあまり気にならないらしいが、建値からの上下10%は極めて強く心理に影響するという

 

-0.1%と0.1%では扉の外と中くらい違う、だから移動平均線が意味を持つ、20日線の上に今の株価があるなら過去20日の取引のうち過半数が含み益ということだからだ

 

こういった市場参加者の心理を知っておくのもいいことだ、そしてこうしたことに自分が流されないようにする必要がある