M1は現金と銀行預金なので実体経済そのもの、M2はM1に貯蓄性の高い定期預金や高格付けの短期社債のような現金同等物まで含まれる、お金の総量というとM2が見られる
現金というものは簡単に増やせる
紙幣を印刷する必要すらない、振込をして銀行預金の数字を上げるだけでいい
しかしホームセンターで売っているフライパンや畑で収穫できる野菜を同じように増やすことはできない、結果的にインフレが発生する
それはそうとしてM2が増えたなら値段を上げても物が売れるわけで、前年同月比の売上の上昇に寄与するはず、そう考えると米国株は割安な状態にあるといえる
M2の伸びの割に株価が上がっていないというのは日本株も同じ、しかもこちらは引き締めをしておらずM2を増やし続けているにもかかわらず株価は上がっていない、もちろん今年2万5000円から3万20000円まで上がっていはいるがM2の伸びと比較すると全く伸びてないといっていい水準である