灼熱ひまわりの株ブログ

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東京都6月物価指数(速報)を見る

 

6月のインフレ率が6月中に発表される、という意味では東京都だけとはいえ速報値は速くていい、情報は生物だからな

東京の物価はだいたい日本全体に波及する

 

早速見ていくと総合値+2.3%、コア+2.1%、コアコア+1.9%

エネルギー価格と生鮮食品の価格はそれほど上がってないらしいが、それはそうとして+2%超えのインフレが日本でも定着しつつある

 

何が上がっているのか確認

食料はトマトの価格が一番インフレ率を押し上げている、前年度比で14%上がり総合値を+0.05%している

 

 

全体に与える影響はともかく食料カテゴリが全体的に8%くらい上がっている

 

全体に与える影響で大きいのは電気代、これが+10%しててインフレ率を+0.29%押し上げている、夏の間は電気代に補助金を出すらしいがそれは必要だろう

 

 

 

そして一番大きく押し上げているのがサービスインフレ、特に宿泊

宿泊というかホテルマンというのは超安い給料でこき使われてきた、それなりに大きいホテルには1階のロビーに小売店があり、レストランもある(飲食店)、清掃員も沢山いる

 

どれもこれも最低賃金の業種だ、ホテル価格が上がればホテルの売り上げも上がり従業員の給料も上がる

もちろんその間には「ホテル料金を上げたら誰も泊まらない」というところもあるだろう、そうなると「料金を上げられるホテル」に負ける、給料が高いところに人材は流れていき料金を上げられないところは潰れていく

 

ホテルはホテルマン無しには運用できないからね、サービス業は人が必要

 

自動車価格はほとんど上がっていない、過去10年で散々上がってきたからだろう

車は世界で売れるグローマル商品だから外国のインフレに合わせて値上げができた、日本国内のサービス価格は安いままだった、それがいよいよ動いているわけだ