米国のインフレは落ち着いてきているので予防的利下げの可能性が出てきた、以前やった時はどうなったか見てみよう
米国は景気後退に至る前に予防利下げというのを2019年7月のFOMCで初め、2019年10月の会合まで続けた
この間で米国の政策金利は2.5%→1.75%となった
この付近でドル円がどう動いたかというと予防的利下げが始まる3ヶ月前、2019年4月には1ドル111円あったがどんどん円高に進み2019年8月には1ドル106円になった
利下げ終了が宣言されるとドル買いが進行して1ドル109円まで円安が進行するが、コロナ禍の緊急利下げでは1ドル103円の円高に進んだ
その一方で日本ではインフレが進行している、異次元の金融緩和であるマイナス金利の修正もいじれはやるだろう、YCCも上限0.25%から1%まで許容という形で形骸化が進んできた
そもそもマイナス金利を0%金利まで上げたところで相当な緩和状態だ、それでもマイナス金利をやめたとしたらそれ相応の円高インパクトはある