灼熱ひまわりの株ブログ

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飲食店が大量閉店、デフレ時代のビジネス

飲食店に限らず中小企業が潰れているようだ、ビジネスモデルがデフレが続くことを前提に組み立てているからだろう

 

何度もネタにしていくが1995-2013年までのインフレ率は-7.2%、この期間毎年物価が7.2%づつ下がっていたわけだ、現金を持っていたら実質毎年7.2%現金が増えていたような状態ということ

 

黒田前総裁の「異次元の金融緩和」が始まった2013年からはデフレに歯止めがかかってきたがそれでも1995-2020年までのインフレ率は-2.4%、この期間現金を持っていたら毎年2.4%価値が上がったということ

 

世界に日本しかなかったらそれでもいいけど外国との貿易があるのでそういうわけにはいかないんだよね、バブル時代の日本円が強すぎたということでもあるけど

 

このような現金を持っていれば事実上価値がどんどん上がっていく時代の経営モデルは今のインフレ時代には通用しないということだろう、東証プライム上場企業の大半は日本国内だけではなく世界で稼いでいるのでインフレ対応のビジネスができているのだろう

 

自動車のスズキもインドでシェアとってるし、ガソリンスタンドの印象が強いエネオス産油国原油の発掘、原油からガソリンや軽油等に精製、タンカーで輸送、船や飛行機への給油と世界中でやっているわけでインフレと向かい合っているはずだ

 

そもそも日本は製造業の国で輸出経済だ、インフレ耐性はある

 

ひるがえって中小企業となるとデフレ続きの国内だけで営業している、チェーン店じゃない個人経営の飲食店なんてのは国内だけで商売している、インフレ時代に対応できるかどうかが今後を決めるだろう