
どうやったら米国株大暴落を回避できるのか?
という話をする前に「そもそもなんで米国株が大暴落すると思うのか?」ということを書いてみる、それは割高だから
図をみてもらいたい、どれくらいPERが割高な水準でS&P500を買うかどうかで1年後のリターンはバラバラだがPER22倍を超えるくらい割高なところで買って10年保有すると配当を含むトータルリターンで10年後マイナスになっている
「PERが22倍を超えたところで買って10年保有した」というパターンは複数のケースがあるが10年後に配当を含むトータルリターンでプラスになったことなど1度もない、1度たりともだ
1年後ならいくらでもあるけどね
別に俺は暴落煽りをするつもりはない、来年暴落するとも言ってない
日経平均なんてバブルの強気相場でPER60倍まで突き進んだのだ、EPS(純利益)が現代の水準だったら日経平均15万円になる
その場合でも今年日経平均は最高値更新できたから、それくらいの長期でS&P500を持つならそれはそれでいいけどね
ここまで書いてきたがどうやったら米国株の大暴落を回避できるのか?
ということを真面目に考えたい
やはりFRBによって市場を支えることだろう、まず真っ先にやることは緊急利下げ
株価が本格的に下がりだしたら緊急会合を開くべきだ、次回FOMCの日付を待っていたら手遅れになるまで株価が下がりきってしまう恐れがある
下げるのは2021年と同水準の0-0.25%まで利下げをするべきだ
次に米国債の買い入れの再開、2021年には10年債で0.8%、2年債なら0.3%くらいだったはず、ここに並ぶくらいまで国債を買い入れて債券に旨味がなくなれば株に資金がいくはずだ
それでも駄目なら「FRBが直接米国株のETFを買う」という手がある、日銀の黒田総裁がやった異次元の金融緩和の一つ
「日本株なんか日銀以外誰も買わないぞ」
なんて揶揄されていたこともあったが、日銀は毎年6兆円買い支えて株価を上げ続けた、それでもPBR1倍以下で解散価値以下が東証全体の7割だけど少なくとも買った分だけは株価も上がったはずだ
この利下げ、国債買い入れ、ETF買いという3コンボをFRBがやれば米国株大暴落を回避できる可能性がある

コロナショックの時には一気に150bpの利下げを決行しただろ?

リーマンショックの時は2008年だけで550bpの利下げをしている
米国はこうやって国家プロジェクトとして株価を支えてきた歴史がある、そもそも米国人は給料からピンハネされて自動的にS&P500に投資するという制度があり、S&P500と財布事情が直結している
米国は国の歳入(国家予算)の半分以上を個人が払う所得税で賄っている国であり、個人消費で経済が支えられている
節約節約で財布の紐をしめるようなことがあったらそれがそのまま景気後退に陥ってしまう
というわけで米国は株価大暴落があったら全力で支えるだろう
もっとも大暴落など起きずPER60倍まで駆け上がる可能性だってある、日経平均がそこまで駆け上がったんだからS&P500だってそこまで駆け上がるかもしれない