灼熱ひまわりの株ブログ

株を中心に色々

米国の雇用統計はなぜ重要なのか

これはクレジットカードの米家計における債務残高である

これ以外にも免除されていた学費の支払いが再開したり、車や住宅ローンとか、インフレが進行し過ぎて買い物ができなくなるとか色々あるけどそれらは給料がちゃんと入るなら何も問題ない

しかし失業してしまうと払えなくなる、給料がないのに毎月の支払いがあるんじゃ「無い袖はふれません」と言うしかない

日本はローンが払えなくなっても家や自動車は買い取り、現物を返してもローンは消えない
米国はローンが払えなくなれば家や自動車を返せばローンは消える

どっちがいいかはともかく、ローンを管理している会社からしたら現物を返されたらそれで全部チャラしなきゃならないのは厳しい
米国はローン大国だが、ローンを組む債務者が守られている国でもある

よって失業者の増加は不味いというわけだ、逆にいうと失業率が上がらなければ景気後退はまずない、よって失業率は重要指標となっている