本日、速報値として令和5年8月に支給された給料の前年同月比が発表された
リンクを貼っておいたので詳細は自分で見て貰いたいのだが、見るべきポイントは日本人の給料総額が前年同月比で+1.1%になっているということだ
日本は前年比で+3%インフレしているので、給料が+1.1%でも実質賃金は下がっているということになる、それでも名目値で見れば賃金はちゃんと上がっている
賃金の上昇率を超えるインフレは長続きしない、売れなくなり在庫の山を抱えるようになればそれがそのまま値下げ圧力になりインフレは終わってデフレに逆戻りしてしまう
この実質賃金の低下率を見るにまだまだ金融緩和を継続しなければならないだろう
植田総裁が日銀の一般審議員だった時代、2006年に早すぎた利上げをして失われた10年を20年に伸びてしまった大失態を忘れはいないだろう