灼熱ひまわりの株ブログ

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日経平均は急騰したのに割安になったという話

普通に考えたら株価が上がったら割高になるものだが、今は決算シーズンなのでそうじゃないことも起きる

 

今年の10月30日、日経は30600円で11月10日には32500円であり、1900円上がっている、しかし加重平均ベースの日経EPS(純利益)はこの間2072円から2217円まで上がっている

 

このため割高や割安さを表すPERは14.8倍から14.6倍と割安になっている

 

日経平均の株価はだいたい加重平均ベースでPER14-16倍で推移するもの、10月30日のEPSだと29010-33100円が14-16倍だが、11月10日では30900-35200円が14-16倍の水準となる

 

もっとも常に14-16倍に収まるわけではない、2022年はずっと14倍以下で推移していたし、時には12倍まで深押ししたタイミングまであったし、2015年には相場が加熱して反動で2016年には年足で陰線をつけることになったこともあった、現状加熱感はなく冷静に決算を見て売り買いしているようだ

 

日経平均が3万円を超えるとバブルだバブルだと騒ぐ人が出てくるが、本当のバブルというのはこんなもんじゃないから、企業がだしている純利益と株価が乖離して株価だけがどんどん上がっていくことをバブルというならば、今のEPSなら日経平均が24万円にまで上がらないと80年代のバブルには届かない