灼熱ひまわりの株ブログ

株を中心に色々

強欲と恐れの指数(Fear & Greed Index)の内訳を見てみる

edition.cnn.com

リンクを貼っておくのでブックマークしてたまに見に行こう

 

 

総合値は40、恐れ(FEAR)より

 

 

 

だいぶ上がっている、というか今年30回近く最高値更新しているのに恐れよりなんだろうか?

という項目、S&P500の125日線と終値の乖離を見ているもの、EX GREED(超強欲)になっている

これがあるからまだ40なんだろう

 

 

stock price strength

ニューヨーク証券取引所に上場している52週高値と安値銘柄の差、一部の銘柄だけ上がって市場の全銘柄入り指数のリターンを歪めている場合がある

 

その銘柄の52週平均より高値の銘柄が多いと強欲、低いと恐れ

超恐れ、これは逆張り指標なので買い奨励

 

stock price breadth

マクレランボリュームインデックス、東証でいうところの騰落レシオ

何千とある上場銘柄の中で上昇した銘柄から下落した銘柄を引き、それがどれくらいあるか見るもの

超恐れ、市場は冷え込んでいる

 

 

 

put and call options

オプション(コール・買う権利)(プット・売る権利)がそれくらいの値幅で取引されているのか? を見るもの、売る権利のほうが安いと強欲

米国株は個別株のオプションが盛んなので極一部の銘柄が押し上げているんだろう

今は強欲

 

market volatility

有名な「恐怖指数」、VIX数値

S&P500のOP(買う権利、売る権利)の出来高や値幅で算出される

現状ニュートラル、中立

 

 

 

safe haven demand

債券がどれだけ買われているか

現物債券は途中で値段が上下するものの満期まで持っていれば元本が戻ってくる、株と並んで古くからある投資対象

 

株から債券に資金移動が起きていると恐れ、今は恐れ

マネーは何かを恐れて元本保証に逃げている状態

 

junk bond demand

ジャンク債(ハイイールド債)というものがある、格付けが低い相手に貸した債券

大体2年満期、2年後だったらまだ破産してないかもしれない

 

ETFでジャンク債が束になって販売しているのでこれを買えばいいんじゃない?と思うかもしれないが、ETFだと元本保証じゃないから注意、高配当株ETFでいい

 

ジャンク債から資金が逃げていると恐れ

今は恐れの状態

 

 

総合的に見るとこう

 

「一部の銘柄が急騰して指数を押し上げているが市場は冷えている、米国株ならS&P500のような分散されたETFを買うべき、上昇している一部の銘柄を追いかけるなら逃げ足の速さは必須」

 

VOO(S&P500)でもいいが米国株が全部入っているVITでもいい

もっといいのはMSCI全世界株(オルカン