灼熱ひまわりの株ブログ

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恒大グループの破産はリーマンショックの再来なのか?

結論からいうと違います、大きい会社が潰れると何故かリーマンショックと同列に扱われることが多い

 

リーマンショックの特徴はサブプライムローン(信用度の低い個人の借り手向け住宅ローン)を最高格付け(AAAランク)と偽って、本当の最高格付の債券と一緒に混ぜて全世界に販売したという事件が背景にある

 

このサブプライムローンを沢山買っていたリーマンブラザーズ社が破綻したことで事件が明るみになり、もはや何も信用できないという状態になった

 

ちょっと前に米国債がAAAからAA-に格下げされるということがあったが、リーマンショックではAAAランクの債券と信用度の低い個人の借り手向け住宅ローンが同じものとして販売されていたわけだからとんでもないことだ

 

そして恒大グループはどうだろうか、あの国では当局が「株を売るのを止めろ」と通達を出すと本当に株が売られなくなったという実績?が過去に何度もあった

 

世界の金融に与える影響は殆どないと想定される、それどころか中国国内でも影響は限定的なものになりそうだ